「予想」と「予測」

http://ameblo.jp/saijo/entry-10192338658.html

予想→主観的な想像に重きを置いた将来に対する考え
予測→客観的な根拠に重きを置いた将来に対する考え

根拠となる事実やデータに基づいているかどうかが大きな違いとなります。

例えばメンバーから何か意見があった時、

「それって予想?それとも予測?」

という風に質問することがあります。

質問の意図としては、ちゃんと根拠に基づいてそう言っているのか、あるいは特に根拠はなくなんとなく自分の意見で言っているのかを確認しています。

人間はまず主観で判断しようとしがちなので、正しい判断の精度が求められる仕事上では、客観的な根拠をしっかりと調べた上で、冷静に判断していく必要があります。

特に経験の浅い若手は、良さそうな話があると飛びついてしまい、判断が主観や感情に流されがちです。

自分自身もたまに予測すべきところを予想してしまうので、自戒の念も込めてエントリーしておきました。

モチベーション

過去に堂々と「モチベーションが低いんです・・・」といっているメンバーがいました。(最近は少なくなった気がするが)

ガッツリ怒りました。「そもそも”モチベーション”の意味わかってんの?」と。

モチベーションとは、ある目標に対する自分の内側から湧き出る動機付け、簡単に言うとやる気

だとすると・・・

「”モチベーションが低い”とは”やる気が低い”または”やる気がない”という意味になるけど失礼だと思わない?お金をもらっていて堂々と”やる気が低い”と宣言しているということになる。」とガッツリ怒りました。

状況を選べば自由に使っていいけど、状況によってはメンバーがこのセリフをはいたらガッツリ切れよう(演じよう)。
本人は意味が分からず使っていたらしいが・・・

やめる、捨てる

よく本などでは「すべきでないことを決めるべき」などと書いてあります。
ピーター・F・ドラッカー氏の言葉にも「不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである」とあります。
やってきたつもりですが、もっと具体的に実践してみます。

1日2つ何かをやめる、または捨てる(物を捨てることも含めて)

例えば、目的不明の会議ややたらと人が多い会議にでないなども含みます。これはお客様主催の会議などやむ終えない場合はありますが、少なくとも自社の会議には適用しよう。

ただし、以下のことに注意。

  1. やる前から「そんなのムダだ」と頭だけで考えて「意味がない」と決め付けるのではない。初めてのことであればまずはやってみて、なるべく早い段階で「やり続けるべき」か「打ち切るべきか」を判断。
  2. 社会人として最低限できなければならないことはある。ホウ・レン・ソウやコミュニケーションといった類。

今年の方針

自主性を育てる、リスクをとる


すぐに成果は出ずとも今年一年は我慢、継続する。成果がでるかはお楽しみ・・・

任せる

フォローはするがリスクを背負って任せる
あいつ何もしてくれねーよ、といわれてもいい

できる人とは組ませない

できる人と組んでその人のやり方を学ぶよりも、できない人と組んで成果を挙げることに挑戦させる

  • できる人と組むメリット :自分のレベルの低さを痛感できる、気付きを得られる
  • できる人と組むデメリット:初めから相手を頼ることにより、思考が停止する
  • できない人と組むメリット :自分がやらなければ、と必死に考える、他の人に依存しなくなる
  • できない人と組むデメリット:相手が期待通りに動いてくれないことへのストレス

おそらく私自身も相手も最も成長したのは、私以外は4名の新人+あまりできないおじさんおばさん1名ずつのPJ。あのとき最優先に考えていたことは相手を成長させなければ・・・よりも、とにかく「こいつらを使って成果を残すためにはどうすべきか?」を必死に、常に考えていました。結果、PJは無事終了&新人がとっても育って今は2名が役職につきました。という自分自身の経験からも効果的だったため、これを実施します。

理解してあげない

理解できる説明ができるまで繰り返させる、代案を持ってこない相談は付き返す

自分自身の営業は自分で

現場での自分自身の食いぶちは自分で探させる
そのためにはどう振舞うべきか?を考えさせる

変化=成長

野村監督が(何かの記事で)、昨年ダメだったピッチャーに対し以下の質問をするそうです。
「今年はどうするか(どうやって成績を向上させるか)?」
これに対し、
「がんばります」
と答えるやつは見込みがない、と言っていました。
そうではなく、何かしらの変化球を覚えます、などのように具体的に自分が変わろうとしていない
人は再生しないそうです。

仕事でも同じだなと思います。バグが出まくってかなり忙しいPJの主要メンバーに対して、
どうするのか?と聞いたところ「がんばります」って・・・壊れた車で、修理することなく
アメリカ大陸横断しようとしているようなもんだなと思いました。

今年の一年が過ぎたときに(ほんとはもう少し短いスパンで)「どこが変わったか?」と言う質問に胸をはって答えられるようにします。

問題意識

数々の誰もが知っているような有名な実績があり、
60歳を超えて尚、さらにバンバン面白いアイデアを出しまくる、
その上、トレンドも把握している方(同じ職場にいらっしゃる方)に
「今でも日々勉強しているんですか?」
「どうやって情報を集めているんですか?」
と今日タバコ吸いながら聞きました。

全てのスタートは「問題意識にある」とのことでした。そこから数々のアイデアが出てくる、と。
さらに「キーワードをいろんなところで発言する→すると情報が集まってくる」とのことでした。

いろんな本にも似たようなことは書いていますが、
改めて問題意識、有言実行の大切さを感じました。

年がかなり離れた私にもいつもいつもフランクに話してくれて、年上、年下関係なく挨拶も謝罪もお礼もしてくれて、
時にはのみにも連れて行ってくれる人です。ああいう大人になりたい。

自分自身を振り返るときに読む本

本はたくさん読んだが、自己啓発系の本は絞って繰り返し読むことがいいと、
勝間さんが言っていたので、やり方変更。以下の本に絞る。

個人の内面見直し

7つの習慣-成功には原則があった!

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人生のプロジェクト (Sanctuary books)

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メンバーへの接し方見直し

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