悪いレッテルを剥ぐ

メンバー育成の中で注意していることの1つ。「相手の意識から、悪いレッテルを剥いであげること

社会人を過ごす中で多くの失敗をするでしょう。むしろ失敗を繰り返し、それを乗り越える経験を数多くすべきだと思います。しかし、失敗時には「あいつは〜〜には向いていない」と悪いレッテルを周囲から張られる場合、または自分自身でそのようなレッテルを張ってしまう場合があります。これは一度意識に埋め込まれると剥ぐことがとても難しく、最も厄介。ですので、まずはいかにして自分自身でこのレッテルを剥ぎ取らせるか、これがとても重要。そのためには「お前ならできる」と言ってきかせたり、小さくてもいいから成功体験をいくつか積ませる、とかいろいろありますが、人それぞれなので毎回これに頭を使います(今現在も・・・)。銀の弾丸があれば教えてほしい・・・

ちなみに一般的にはこれらのレッテルの結果をセルフイメージといいます。セルフイメージとは産まれてから今日までに、出会った人、出来事、環境がにより形成された「私らしさ」のことです。親、友達、先生に言われたこと、上司や先輩から受けた扱い。すれ違った人の視線や、自分がやったことに対する評価・・・など無数の経験から「自分はこんな人間だ」と限定してしまいます。これにより可能性を制限、思考を制限してしまうと言われています。つまり自分のレベルを高めたいときはセルフイメージも一緒に高めなくてはなりません。

自分自身でセルフイメージを向上させる手段としては、「志の高い人と付き合う」とか「自分が目指している人になったふりをする」とか「自分が目指している人が、聞くもの、触れるもの、食べるものに慣れ親しむ(=疑似体験)」とかがあると思います。