「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法

「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法

「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法

気分転換に、勢いで買って、勢いで読みました。サラッと読める内容です。
心理学を専門に勉強しているヒトには、物足りない内容かもしれませんが、実践で、意外にすぐに使えることが多く書いてありました。こういった方面の本をあまり読んだことのないヒトには、お勧めです。


一般的には、
「人たらし」・・・「欺き」や「偽善」とか、「ウソ」
本書では、
『「人たらし」=”絶対にいいこと”』なぜなら、人たらしな行為をしてあげれば、相手が喜んでくれるから。

だから、みんな、人たらしになろうぜ!という本です。

”腹黒い”、”たらし”と言われる人、そのままでつっぱしろう。


以下、目次を中心にメモ。

  • 第1章 人たらしになるための基本ルール
    • 「人たらし」イコール「頭がいい」の図式で考えてみる
    • 性悪説”を信じて行動せよ
    • 人間関係では、”細かいこと”こそ気をつける
    • 人に会う前に、「舞台」を整えておく
    • 「空腹感」は、人間関係をダメにする!


上司が言っていました、「交渉はお昼後にせよ」

    • 人に恵まれるかどうかは、自分自身が決めるのだと心得る。
    • 何事にも熱中できる人は、人を惹きつける
    • 口より先に行動で示す


背中で語ろう

    • 真実を言うことが、必ずしも美徳とは限らない
  • 第2章 会う人“すべて”に100%好印象を抱かせる方法
    • 圧倒的な「雑学力」を身に付ける
    • 人たらしは、やはり「顔」である
    • 発言の終わりには、必ず「イ」をつける気持ちでしゃべる
    • 笑うときには、「アハハハハ」ときちんと”声”を出す
    • 長くしゃべればしゃべるほど、信頼感は強まる
    • 飲み屋の女性の人気者になる訓練をする
    • 太り過ぎないように、普段から気をつける
    • さりげない手がかりから、自分がどれくらい好かれているかを判断するコツ
  • 第3章 人間関係の“危機的状況”をうまく乗り越える心理技法
    • 人間関係がこじれたと思ったら、直ぐに話し合う
    • 人間関係がおかしくなったら、あなたが「ほんの少し」変わってあげる


目標を達成するためのコツとして、「スモール・ステップの原理」というのがある

・・・目標の段階を、できるだけ小さくすれば、最終的には、大きな目標もかなえられる。いきなり完璧にやろうとする(=完璧主義)と続かない。

    • 期限の悪い相手からは、さっさと逃げる
    • いつでも体調は絶好調に整える
    • 嫌われたら、ムリにリカバリーしようとしない
    • 出会って”3回目”までに魅力が伝わらないなら、諦める
    • 怒りっぽい気分は、当分の摂りすぎが原因!?
  • 第4章 職場の雰囲気をガラリと変えるテクニック
    • 部下や後輩と飲みに行くときは、ワリカンにする
    • ジェネレーション・ギャップにビクビクしない
    • 部下を”王様”のように扱う
    • 「説得」しようとするのではなく、「レッテルを貼る」


肝に銘じます

    • 命令」ではなく、「確認」する


肝に銘じます

    • 小言は「週末の帰宅直前」に


肝に銘じます

    • 前もって相談を持ちかけておけば、どんな人も反対しない


=根回し

  • 第5章 人を惹きつける「会話力」の磨き方
    • いい声でしゃべれば、どんな人も見方にできる


特に、語尾は。

    • 「ラ」の音階でおしゃべりをし、面白くなくとも”自分から”笑う
    • 断定口調で話さない
    • 相手のことは、いくらホメても、ホメすぎることはない
    • 相手の話を聞くときには、面倒でもメモをとる
    • ”倒置法”で、驚きを強調する
    • 会話をダメにする8つの要員
    • プライベートな質問は少しずつ
    • 会話の訓練は、「2人だけ」で
  • 第6章 人と「議論」するときに気をつけたいポイント
    • 相手には、絶対に口答えしない
    • 反論するときは、「どうにもならない理由」を持ち出さない


建設的に。石につまづいて石のせいにしても、何も変わりませんし、進歩しません。

    • 「なぜ?」と質問するのをやめる
    • 「ブーメラン法」は相手をムッとさせる
    • 曖昧な言葉で、相手を誘導する
    • 「たとえば・・・」「たとえばの話・・・」で、相手のホンネを暴く
    • 大きな要求でも、一度は頼んでみる
    • 議論に持ち込まれそうになったら”壊れたレコード”になる
  • 第7章 ワンランク上の「人たらし」を目指すために
    • 自分を「ネタ」にして、笑いをとる
    • 人に「からかって」もらえるキャラになる
    • 「3分ルール」で相手を楽しませる
    • あえてケンカを吹っかけてみる
    • けなすときは、相手をよく見て
    • ”弱さ”をアピールしてみるのみ、ひとつのテ
    • 険悪なムードになったら、さっさとリングアウトする
    • 何かを頼むときには、”先に”謝礼をする
    • 別れのタイミングは、会話が盛り上がったとき
    • ”データ”をとって、「人たらし」度をアップさせる


以上。

いくつかこのシリーズが出ているようなので、また、気分転換にこのシリーズの本を読んでみます。