「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法
「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法
- 作者: 内藤誼人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2005/09/01
- メディア: 単行本
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気分転換に、勢いで買って、勢いで読みました。サラッと読める内容です。
心理学を専門に勉強しているヒトには、物足りない内容かもしれませんが、実践で、意外にすぐに使えることが多く書いてありました。こういった方面の本をあまり読んだことのないヒトには、お勧めです。
だから、みんな、人たらしになろうぜ!という本です。
一般的には、
「人たらし」・・・「欺き」や「偽善」とか、「ウソ」
本書では、
『「人たらし」=”絶対にいいこと”』なぜなら、人たらしな行為をしてあげれば、相手が喜んでくれるから。
”腹黒い”、”たらし”と言われる人、そのままでつっぱしろう。
以下、目次を中心にメモ。
- 第1章 人たらしになるための基本ルール
- 「人たらし」イコール「頭がいい」の図式で考えてみる
- ”性悪説”を信じて行動せよ
- 人間関係では、”細かいこと”こそ気をつける
- 人に会う前に、「舞台」を整えておく
- 「空腹感」は、人間関係をダメにする!
上司が言っていました、「交渉はお昼後にせよ」
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- 人に恵まれるかどうかは、自分自身が決めるのだと心得る。
- 何事にも熱中できる人は、人を惹きつける
- 口より先に行動で示す
背中で語ろう
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- 真実を言うことが、必ずしも美徳とは限らない
- 第2章 会う人“すべて”に100%好印象を抱かせる方法
- 圧倒的な「雑学力」を身に付ける
- 人たらしは、やはり「顔」である
- 発言の終わりには、必ず「イ」をつける気持ちでしゃべる
- 笑うときには、「アハハハハ」ときちんと”声”を出す
- 長くしゃべればしゃべるほど、信頼感は強まる
- 飲み屋の女性の人気者になる訓練をする
- 太り過ぎないように、普段から気をつける
- さりげない手がかりから、自分がどれくらい好かれているかを判断するコツ
- 第3章 人間関係の“危機的状況”をうまく乗り越える心理技法
- 人間関係がこじれたと思ったら、直ぐに話し合う
- 人間関係がおかしくなったら、あなたが「ほんの少し」変わってあげる
目標を達成するためのコツとして、「スモール・ステップの原理」というのがある・・・目標の段階を、できるだけ小さくすれば、最終的には、大きな目標もかなえられる。いきなり完璧にやろうとする(=完璧主義)と続かない。
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- 期限の悪い相手からは、さっさと逃げる
- いつでも体調は絶好調に整える
- 嫌われたら、ムリにリカバリーしようとしない
- 出会って”3回目”までに魅力が伝わらないなら、諦める
- 怒りっぽい気分は、当分の摂りすぎが原因!?
- 第4章 職場の雰囲気をガラリと変えるテクニック
- 部下や後輩と飲みに行くときは、ワリカンにする
- ジェネレーション・ギャップにビクビクしない
- 部下を”王様”のように扱う
- 「説得」しようとするのではなく、「レッテルを貼る」
肝に銘じます
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- 「命令」ではなく、「確認」する
肝に銘じます
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- 小言は「週末の帰宅直前」に
肝に銘じます
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- 前もって相談を持ちかけておけば、どんな人も反対しない
=根回し
- 第5章 人を惹きつける「会話力」の磨き方
- いい声でしゃべれば、どんな人も見方にできる
特に、語尾は。
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- 「ラ」の音階でおしゃべりをし、面白くなくとも”自分から”笑う
- 断定口調で話さない
- 相手のことは、いくらホメても、ホメすぎることはない
- 相手の話を聞くときには、面倒でもメモをとる
- ”倒置法”で、驚きを強調する
- 会話をダメにする8つの要員
- プライベートな質問は少しずつ
- 会話の訓練は、「2人だけ」で
- 第6章 人と「議論」するときに気をつけたいポイント
- 相手には、絶対に口答えしない
- 反論するときは、「どうにもならない理由」を持ち出さない
建設的に。石につまづいて石のせいにしても、何も変わりませんし、進歩しません。
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- 「なぜ?」と質問するのをやめる
- 「ブーメラン法」は相手をムッとさせる
- 曖昧な言葉で、相手を誘導する
- 「たとえば・・・」「たとえばの話・・・」で、相手のホンネを暴く
- 大きな要求でも、一度は頼んでみる
- 議論に持ち込まれそうになったら”壊れたレコード”になる
- 第7章 ワンランク上の「人たらし」を目指すために
- 自分を「ネタ」にして、笑いをとる
- 人に「からかって」もらえるキャラになる
- 「3分ルール」で相手を楽しませる
- あえてケンカを吹っかけてみる
- けなすときは、相手をよく見て
- ”弱さ”をアピールしてみるのみ、ひとつのテ
- 険悪なムードになったら、さっさとリングアウトする
- 何かを頼むときには、”先に”謝礼をする
- 別れのタイミングは、会話が盛り上がったとき
- ”データ”をとって、「人たらし」度をアップさせる
以上。
いくつかこのシリーズが出ているようなので、また、気分転換にこのシリーズの本を読んでみます。